記事の結論:目の健康を守るには、早期発見と目をこすらない習慣が大切です
目の愛護デーは、目の健康について考える大切な機会です。緑内障は初期に自覚症状が乏しいことがあり、定期的な眼科検査による早期発見が重要です。また、目を強くこする習慣は角膜や網膜に負担をかけ、角膜潰瘍、円錐角膜や網膜剥離などの病気を発症します。目のかゆみや見え方の変化がある場合は、眼科に相談しましょう。
2026年10月25日(日)には、岐阜市のじゅうろくプラザで、岐阜県眼科医会による市民公開講座「擦ると起きる目の病気」が開催されます。目の健康について学ぶ機会として、ぜひご活用ください。

毎年10月10日は「目の愛護デー」です。日頃、私たちは目を通して多くの情報を得ていますが、目の健康についてじっくり考える機会は意外と少ないのではないでしょうか。
この機会に、ご自身やご家族の目の健康を見直してみませんか。
目の愛護デーとは?
10月10日は、数字の「10」と「10」を横にすると、眉と目の形に見えることから、目の大切さを考える日として広く知られています。
目の病気には、痛みや充血などの症状が現れるものだけでなく、初期にはほとんど自覚症状がないものもあります。特に緑内障は、視野が少しずつ狭くなっても、初期には自分で気づきにくい病気です。
「よく見えているから大丈夫」と思っていても、目の病気が進行していることがあります。症状の有無だけで判断せず、必要に応じて眼科で検査を受けることが大切です。
知っておきたい、目の代表的な病気
1.緑内障―気づかないうちに進行することがあります
緑内障は、視神経に障害が起こり、視野が徐々に失われていく病気です。日本では、40歳以上の約20人に1人が緑内障であると報告されています。
初期には自覚症状が乏しく、気づいたときには視野障害が進んでいることもあります。眼圧の測定だけでは発見できない場合もあるため、眼底検査や視野検査などを組み合わせた評価が重要です。
一度失われた視野を元に戻すことは難しいため、早期発見と継続的な治療が大切です。
2.白内障―見えにくさを年齢のせいだけにしない
白内障は、目の中の水晶体が濁る病気です。かすみ、まぶしさ、視力低下などが主な症状で、多くは加齢に伴って進行します。
症状の程度や生活への影響によって治療方針は異なります。見えにくさが日常生活に影響している場合には、眼科で状態を確認し、治療について相談しましょう。
3.網膜の病気―急な変化を見逃さない
網膜は、目に入った光を受け取る重要な組織です。網膜剥離や網膜血管の病気、加齢黄斑変性など、視力に大きな影響を及ぼす病気があります。
急に黒い点や糸くずのようなものが増えた、光が走って見える、視野の一部が欠けるといった症状が現れた場合には、網膜の病気が隠れていることがあります。特に急な症状の変化は、早めに眼科を受診してください。
目をこする習慣にも注意しましょう
目がかゆいと、つい手でこすってしまうことがあります。花粉症やアレルギー性結膜炎では、かゆみが強く、無意識に目をこすってしまう方も少なくありません。
しかし、目を強くこする習慣には注意が必要です。
目を繰り返し強くこすることは、角膜に負担をかけ、角膜潰瘍や円錐角膜という病気を発症し、乱視が強くなったり、眼鏡をかけても見えにくくなったりすることがあります。またこすりすぎることで発症する網膜剥離は失明につながる病気でもあり緊急で手術が必要な場合もあります。
かゆみがあるときは、できるだけ目をこすらず、原因に応じた治療を受けることが大切です。特にお子さんが頻繁に目をこすっている場合には、アレルギーの有無などを確認し、適切に対処しましょう。
10月25日(日)、岐阜市で目の健康について学びませんか?
目の愛護デーに関連して、岐阜県眼科医会による市民公開講座が開催されます。
今回のテーマは、**「目を擦るとなる病気」**です。
目をこすることが目にどのような影響を及ぼすのか、どのような病気につながる可能性があるのか。この機会に、目の健康について専門家から学んでみませんか。
市民公開講座のご案内
- 日時: 2026年10月25日(日)午後2時~3時
- 会場: じゅうろくプラザ(岐阜市)
- テーマ: 目の愛護デー 市民公開講座「擦ると起きる目の病気」
- 主催・問い合わせ先: 岐阜県眼科医会
開催に関する詳細は、岐阜県眼科医会の公式ホームページでご確認ください。
岐阜県眼科医会 公式ホームページ:
https://eye.gifu.med.or.jp/
目の病気は、早く見つけて適切に対処することが大切です。市民公開講座を、目の健康について考えるきっかけにしていただければと思います。

目のことで気になることがあれば、眼科にご相談ください
見え方の変化や目のかゆみなど、気になる症状があれば、我慢せずに眼科へご相談ください。また、自覚症状がなくても、年齢やご自身の状態に応じて定期的に目の検査を受けることが大切です。
窪田眼科医院では、地域の皆さまの目の健康を守るため、一般眼科診療をはじめ、緑内障や白内障、網膜の病気などの診療に取り組んでいます。
この「目の愛護デー」をきっかけに、ご自身とご家族の目を大切にする習慣を始めてみませんか。







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