• 地域に密着した岐阜市の眼科

病気について

おしらせ

就学時健診 ~眼科の診察で気を付けることは?~

毎年10月末までに就学時健診が行われ、眼科においては外眼部疾患・眼視力について検査されます。 視力検査は定期健康診断同じくスクリーニング検査として教室での見え方を基準とした370方式(0・3、0・7、1・0の指標による検査)でその見え方でA...
病気について

こどもの「涙目(なみだめ)」について

こどもの「涙目(なみだめ)」について解説します。 2022年11月に先天鼻涙管閉塞のガイドラインというものが提示されましたので、その一部を紹介します。 はじめに あまり聞きなれないかもしれませんが「先天鼻涙管閉塞」について解説します。 眼の...
おしらせ

運転免許更新について ~視力検査で必要な条件は?~

こんにちは。運転免許更新における必要な事項を取り上げます。 本記事では、普通自動車や原付など運転免許ごとに必要な視力について説明します。 ※本項は警視庁の「運転免許試験のご案内」の中の「適性試験の合格基準」から抜粋しております。 免許更新の...
病気について

調節けいれん ~こどもの目の使い方で注意すべきは?~

本日はこどもの日ですね。今回は調節けいれんについて解説します。 調節けいれん みなさんは「調節けいれん」という言葉をご存知ですか? 簡単に言いますと、目の過度な緊張状態をあらわす言葉です。 特にこどもの目の過緊張をあらわしますが、大人でも起...
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知っておきたいメガネとコンタクトレンズの知識Q&A

「メガネ」と「コンタクトレンズ」は眼科診療の入り口です。メガネとコンタクトレンズについての注意事項をまとめてみました。 窪田眼科医院 院長    窪田 智 Q・黒板が見づらくなりメガネを作りたいと思います、どうしたら良いですか? A・まず、...
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学校定期健診でアレルギー性結膜炎と言われたら?

アレルギー性結膜炎と診断されたら、自分のアレルギーの原因はなにか、また、症状を知りどのように対応したらよいか考えて見ましょう。 アレルギー性結膜疾患は,以下のように分類されます。 1アレルギー性結膜炎(通年性及び季節性)2春季カタル3アトピ...
おしらせ

こどもの色覚異常 スマホアプリで確認!

今回は色覚異常について,こどもがどのように見えているのかを説明します. ユニバーサルデザイン まずこどもの色覚異常について説明する前に,ユニバーサルデザインという言葉は聞いたことがありますでしょうか? ユニバーサルは「普遍的な」「すべてに共...
病気について

ライトアップ in グリーン運動 2022年

2022年3月6日(日)~3月12日(土)は世界緑内障週間「ライトアップ in グリーン運動」です。 北海道から沖縄まで、475カ所の施設で、緑内障のシンボルカラーのグリーンでライトアップされます。 今年も日本緑内障学会では、緑内障の認知と...
学会・勉強会内容

花粉症 目の治療はいつから?(眼科セミナー講演内容)

先週行われた岐阜の眼科セミナーにおいて、愛媛大学准教授の原 祐子先生がご講演されましたのでその内容を一部簡単にですがまとめさせていただきました。 アレルギー性結膜炎 ・アレルギー性結膜炎の基本的な治療方針 治療の流れとしては、①抗アレルギー...
学会・勉強会内容

目の痛み、頭痛との関係性について

今回は「目の痛み」について解説していきます。 少し前ですが、眼科の主要学会で、国際医療福祉大学の原先生のご講演内容で、目の痛み、特に片頭痛と眼痛との関係性について非常に勉強になりましたので、抜粋させていただきます。 片頭痛の臨床的特徴 ☆片...
病気について

スマホと目、急性内斜視とは?

はじめに 最近、子どもがスマートフォン、タブレット端末に触れる機会が増えてきています。 YouTubeでは子どもから大人まで幅広く興味を引く動画が配信され、2020年以降のコロナ渦では学校がオンライン授業となり、必然的に小さなモニター画面を...
病気について

前視野緑内障について

緑内障とは本来眼圧が高くなることによって、視の神経が障害され、視野が狭くなったり、部分的に見えなくなったりする病気です。 日本人の40歳台以上の中高年の20人に1人がかかっている、日本の失明原因第1位の病気です。少ないですが中には20歳台で...
病気について

緑内障における視野検査のコツ 

緑内障は40歳以上の20人に1人が患っている病気です。多くの人が聞いたことがあると思いますが、残念ながら緑内障は現在日本での失明原因第一位の目の病気です。 しかしすべての緑内障の患者さんが失明するわけではありません。進行スピードは個々で違っ...
病気について

こどもの眼鏡処方について

今回、日本眼科学会から出されている雑誌「日本の眼科 2021年5月号」で取り上げられた記事を抜粋します。 眼鏡といえば、最近は眼科での診察を受けず、手軽にかつ安く購入できるメリットから量販店へ出向き、その場でササっと眼鏡を処方することが出来...
病気について

何をみているの?学校検診

5月の連休がおわり「学校(幼稚園)健診」が始まってきました。 昨年のこの時期(2020年4月~7月)は新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が発令されたため学校検診が遅れていました。 ようやく学校検診が開始されたのが秋頃で、場所によっ...
病気について

角膜内皮細胞について

角膜とは 角膜とは、目のなかの「黒目」の部分で、眼球の一番前にある透明な膜です。 厚さは中央部で約0.5mm、直径は11~12mmです。 眼球内への光の入り口であり、水晶体と共に入った光を屈折させるという重要な役割を持っています。 角膜の透...
病気について

調節性内斜視って?

調節性内斜視について解説しています。①屈折性調節性内斜視、②非屈折性調節性内斜視、③部分調節性内斜視に分類されます。①の屈折性調節性内斜視が最も多く、点眼や軟膏など調節麻痺薬を使用して完全屈折矯正のメガネ治療が必要となります。
病気について

間欠性外斜視って?

間欠性外斜視について病態、分類、症状、治療について説明しています。
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緑内障点眼あれこれ~プロスタグランジン関連薬~

緑内障点眼治療であるプロスタグランジン関連薬について解説しています。プロスタグランジン関連薬は緑内障点眼薬のなかで、最も眼圧下降効果に優れて、全身的な副作用もないため緑内障治療の第1選択となっています。
病気について

あなたの目はドライアイ?

ドライアイについての説明とその原因について説明します。ドライアイは、目の表面を守るのに必要な涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れたりすることで涙が均等に全体に行きわたらなくなる病気であり、その数は2,200万人ともいわれています。
病気について

弱視(じゃくし)って? ~こどもの視力発達~

弱視というのは、片目または両目の視力の発達障害のことです。子どもの目の視力は3歳くらいまでに大きく発達します。その間に何らかの形で正常な視覚刺激を受けなかった場合視力の発達は不十分になってしまいます。原因と診断、その治療について記載しています。
病気について

急性緑内障発作とは?

急性緑内障発作、狭隅角について説明しています。突然、眼圧が上昇することで頭痛・眼痛・吐気・視力低下がおこります。数時間以内に眼圧を下げなければならず、放置すると失明に至ってしまいます。もともと目が良い人は緑内障発作を起こすリスクがありますので眼科受診をお勧めします。
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これって老眼?

老眼とは年齢とともに新聞や本などを読みにくくなったり、遠くへ離さないとよく見えなくなったりして見えづらくなる症状です。水晶体の老化は15歳頃から始まっているのですが、老眼は調節力の低下であり一般的に40歳を過ぎる頃からピントが合わせにくくなるため老眼を自覚しやすくなってくるのです。
病気について

飛蚊症、それは網膜剥離の前兆?

飛蚊症について説明します。飛蚊症には"問題のない飛蚊症”と網膜裂孔や網膜剥離を起こす”危険な飛蚊症”に分けられます。適切な治療時期を逃さないために症状があるときは早めに眼科を受診しましょう。
病気について

子どもの近視について:注意すべきは?

子どもの近視について説明します。1近視とは? 2近視の病態は? 3近視の原因は? 4近視の治療は? これらの疑問に対してお答えします。まずは、お近くの眼科で子どもが使用している眼鏡が合っているかどうか、半年に1回は眼科で定期検査を受けてみてはいかがでしょうか。