まぶたが重い、開けづらい… それは「眼瞼下垂」かもしれません
- まぶたが重い
- 目が開けづらい
- 眠そうに見える
- 額にシワを寄せている
- 夕方になると疲れる
- 頭痛・肩こりがある
- 視界が狭く感じる
- 写真で左右差が気になる
このような症状はありませんか?これらの症状は、眼瞼下垂が原因かもしれません。
眼瞼下垂とは?
眼瞼下垂(がんけんかすい)は、まぶたが十分に上がらなくなる状態です。
「加齢のせい」
と思われがちですが、実際にはさまざまな原因があります。
眼瞼下垂の分類
眼瞼下垂は、原因によって大きく5つに分類されます。
① 加齢性(腱膜性)眼瞼下垂 ― 最も多いタイプです ―
もっとも頻度が高い眼瞼下垂です。
まぶたを持ち上げる「眼瞼挙筋腱膜(けんまく)」が加齢などで伸びたり外れたりすることで起こります。
<原因>
加齢・ハードコンタクトレンズ長期装用・目をこする習慣・花粉症・白内障手術後
<特徴>
徐々に進行・高齢者に多い・額にシワを寄せる・夕方に疲れやすい
② 神経原性眼瞼下垂
まぶたを動かす神経の異常によって起こります。
<原因>
動眼神経麻痺・Horner症候群・脳血管障害・糖尿病性神経障害
<特徴>
急に発症することがある・複視を伴う・瞳孔異常を伴うことがある
<注意点>
脳動脈瘤など、緊急性の高い病気が隠れていることがあります。
③ 筋肉性眼瞼下垂
まぶたを上げる筋肉そのものの異常で起こります。
<原因>
重症筋無力症・筋ジストロフィー・慢性進行性外眼筋麻痺
<特徴>
疲れると悪化・朝と夕方で変動・左右差が変化・複視を伴うことがある
④ 機械的眼瞼下垂
まぶたそのものが重くなることで起こります。
<原因>
皮膚のたるみ・腫瘍・炎症・霰粒腫・眼瞼浮腫
<特徴>
物理的にまぶたが重い・腫れやしこりを伴うことがある
⑤ 外傷性眼瞼下垂
外傷や手術後に起こるタイプです。
<原因>
けが・手術・眼瞼裂傷・神経損傷
<特徴>
外傷歴がある・急に症状が出現
眼瞼下垂の原因割合
| 分類 | 割合(目安) |
| 加齢性(腱膜性) | 約60〜70% |
| 機械的 | 約10〜15% |
| 神経原性 | 約5〜10% |
| 筋肉性 | 約5% |
| 外傷性 | 数% |
Lim JM. Orbit. 2013より
※報告により割合は異なります
「まぶたが下がる」原因を正しく診断することが大切です
眼瞼下垂と思っていても、
- 神経の病気
- 筋肉の病気
- 腫瘍
- 全身疾患
が隠れていることがあります。
眼瞼下垂の治療
- 手術
- 点眼薬 (アップニークミニ点眼についてはこちら)






