• 地域に密着した岐阜市の眼科

岐阜 緑内障

病気について

眼圧はどうして変動するのか 〜日内変動・季節変動・地域差〜

眼圧は常に一定ではなく、日内変動・季節変動・地域差など多くの要因で上下します。一般的には早朝に高く夕方に低い傾向があり、冬場は気温低下や自律神経の影響で上昇しやすくなります。また標高や気圧によって地域差も生じます。これらの変動は緑内障の発見や治療方針の判断に大きく関係し、特に正常眼圧緑内障では見逃せません。本記事では眼科専門医が、眼圧が変動する仕組みと注意すべきポイントをわかりやすくまとめ、適切な検査・治療につながる情報を提供します。
学会・勉強会内容

緑内障が進行?次の治療を考えるときに ~配合点眼薬とSLT(レーザー線維柱帯形成術)

緑内障治療の目的は眼圧を下げて進行を防ぐことです。1本の点眼では十分でない場合、次の治療に「配合点眼薬」または「SLT(レーザー線維柱帯形成術)」が検討されます。配合点眼薬は2種類の薬を1本にまとめて負担を減らし、SLTは外来で行うレーザー治療で点眼回数を減らせるのが特徴です。どちらも“続けやすい治療”を目指します。
学会・勉強会内容

運転と緑内障〜データから見るリスクと配慮ポイント

緑内障は視野が徐々に狭くなる病気で、自覚しにくいため運転中に危険な状況に気づきにくくなることがあります。重度となると免許の更新に必要な検査に通らなくなる場合もあります。本記事では、緑内障と運転の関係、運転可否の判断方法、そして近年注目されている「運転外来」の取り組みについて、眼科専門医の視点からわかりやすく解説します。
病気について

緑内障と血圧の関係とは?──高血圧・低血圧が目に与える影響を解説

血圧は目にも影響するって知っていますか?緑内障は視神経の血流不足によって進行することがあり、血圧との関係が注目されています。特に「夜間低血圧」は正常眼圧緑内障の進行リスクを高める要因として知られています。高血圧の治療薬によっても血流が低下することがあるため、血圧管理と眼科での検査が大切です。